Windows XPサポート終了記者説明会のツイートまとめ(4月9日)
Windows XP最後の更新プログラムが配布されました。2014年4月9日に行われた、マイクロソフトの「Windows XPサポート終了に関する記者説明会」の取材ツイートをまとめておきます。まとめた記事は、Yomiuri Online「サイバー護身術」で公開中です。
https://twitter.com/nemumihime/status/453809817233022977
テレビ・新聞で超満員のXPサポート終了説明会
前日にテレビが大きく報道したせいもあってか、メディアが多くかけつけていました。
XPサポート終了の会見に来た。Windows XP本日最終日 pic.twitter.com/Rz30P35YD1
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
XPサポート終了記者会見、超満員。テレビも勢揃い pic.twitter.com/IUuWxHr0AG
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
IDCによるXPシェア。法人6.6%、個人 8.7%(マイクロソフト会見) pic.twitter.com/pjOBlq2har
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本日のアップデートが、Windows XPとOffice2003の最後のアップデートとなる(MS加治佐氏)
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OSは10年サポートを約束しているが、XPについてはユーザーが多かったため12年半に延ばした。昨年4/9より移行支援強化期間として啓発などを行ってきた(MS加治佐氏)
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XP登場の2001年当時は、メモリが64MBが主流だった。ウェブサイトは4000万件程度。それが今では6.4億件に増えている(MS加治佐氏)
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マイクロソフト加治佐氏。XPサポート終了についての発表会 pic.twitter.com/D305OB16LF
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セキュリティの問題。Windows8.1は多層防御。壁が1つ崩れたとしても、他で守れるような多層的な防御にしている(MS加治佐氏)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
2001年の攻撃は愉快犯が多かったが、今では金銭を目的にしたり、国同士の戦争(第5の戦場)など高度なものになってきた。またユーザーレベルではオンラインバンキングの被害も増え、昨年は14億円を超えた(MS加治佐氏)
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ネットバンキング被害は2014年に入ってさらに悪化。2014年1月と2月だけで6億円の被害。史上最悪の昨年14億円より、さらにペースが早い(MS加治佐氏)
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不正プログラムへの感染率では、WindowsXPは、Windows8の21倍も感染率が高い(MS加治佐氏)
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昨年4月からの移行支援期間として、特設サイト設置、官公庁・セキュリティ企業との連携、量販店での小冊子配布などを行ってきた(MS加治佐氏)
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またパートナー400社との支援サービス提供、データ移行など。費用面でもライセンス価格の割引などを実施(MS加治佐氏)
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XPのシェア予測。2014年1Hで個人は8.7%、法人は6.6%。今年一年で半減したが、今年6月末の予想で、まだ約600万台残るとしている。(IDCジャパン)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
本日の更新プログラム。XP、Office、IE6、MS Publisher2003で、最後のアップデートを出した(MS加治佐氏)
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XPを使い続ける場合、更新プログラムを適用し、セキュリティ製品も最新に、ネットも切断し、USBメモリも使わない。それでも万全ではないので、できるだけ早く最新OSへ移行してほしい(MS加治佐氏)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
個人向けで「データ移行ツール」を7月31日まで無料で配布。フリーダイヤルでの相談も可能(MS加治佐氏)
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以降のOSのサポート終了日。Vistaは2017年4月11日、7は2020年1月14日、8は2023年1月10日まで。MSではWindows製品は最低10年間のサポートを提供している(MS加治佐氏)
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東京オリンピックの2020年には、今のWindows7はサポートを終了している(MS加治佐氏)
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Q:XPサポート終了についてテレビなどで批判的な報道が多いがどうか A:力が足りなかった部分もあるかもしれない。今後も広報に力を入れて行きたい(MS加治佐氏)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
Q:7や8などの脆弱性をXPにあてはめる攻撃者が出てくると思うが A:XPについてはサポートをやめるがモニタリングは続ける。セキュリティ更新プログラムは出さないとしても「こういった点に注意」といった呼びかけは行うかもしれない(MS加治佐氏)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
本日配布のXPなどの更新プログラムは、1年間ダウンロードできる。IE6の更新はアップデートセンターで更新可能(MS加治佐氏)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
Q:海外では有償でXPサポートを続けているが? A:個別のサポートを契約しているお客様については、海外だけでなく日本でも有償でサポートしている(MS加治佐氏)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
Q:今後どこまでXPを減らしたいか? A:当初の目標10%は達成したが、それだけではまだ不十分。ここ数ヶ月でもっと減らしていきたいが、まだ目標の数値はない(MS加治佐氏)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
過去のWindows旧バージョンでは、サポート期間終了後10%を切ると、急激にシェアが落ちる傾向にある。XPも同様にシェアを減らして行きたい(マイクロソフト)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
4月のセキュリティ情報、新規公開が4件(緊急2件・重用2件)。11件の脆弱性への更新プログラムを配布している(マイクロソフト)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
MS14-017、Wordの脆弱性でリモートでコードが実行される。Office全バージョンが対象。これを悪用した標的型攻撃が確認されている(マイクロソフト)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
Q:脆弱性がみつかるきっかけは? A:発見者の方がMSへ報告して下さるのが大多数。社内でみつかるものは少数。脆弱性についてのゼロデイは、割合としては全体の0.1%程度。ゼロデイは深刻ではあるが、全体に与える影響は少ない(マイクロソフト)
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 9, 2014
まとめた記事は読売・サイバー護身術で公開中です
Windows XPサポート終了についての背景、今後の対策などは読売オンラインの記事にまとめております。
https://twitter.com/nemumihime/status/453809817233022977
連載公開「さらばWindows XP・最終案内」サイバー護身術(読売新聞 YOMIURI ONLINE) http://t.co/3cON9twfPU
— 三上洋 (@mikamiyoh) April 4, 2014