NTTの携帯+プロバイダ割に反対。KDDI・ソフトバンクの規制緩和反対要望書


4月2日に、KDDI・ソフトバンク・イー・アクセス3社による緊急共同記者会見が行われました。NTTグループに対する規制緩和反対の要望書を総務省に提出した、とする記者会見です。



「2020年に向けた情報通信政策の在り方」でのNTTグループ規制緩和に反対

KDDI・ソフトバンク・イー・アクセス3社が異例の共同記者会見。総務省で審議会に諮問されている「2020年に向けた情報通信政策の在り方」で検討中と報道されているNTTグループへの規制緩和、具体的には携帯電話+プロバイダのセット割解禁について、反対の要望書を出したものです。

65事業者・団体の連名で要望書提出


今まで携帯電話とプロバイダのセット割については、KDDI・ソフトバンクはやっていましたが、NTT+NTTドコモは公正競争のためとして総務省によってNGとなっていました。報道では、これが緩和される、つまりNTT+NTTドコモのセット割がOKになるのでは?とされたため、他社が危機感を持って反対の記者会見を行ったという形です。
要望書では「禁止行為規制の見直しは、NTTグループ内の排他的連携を進める」「各市場のおける圧倒的な支配力によって独占回帰につながる」として、反対しています。
ユーザーの立場からすると、さっさとNTT+NTTドコモのセット割をやって欲しい、つまり安くして欲しいと思うのですが。。。。。悩ましいところです。
NTTグループ規制緩和

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ITジャーナリスト・三上洋



セキュリティ、携帯電話・スマートフォン、携帯電話料金、ライブメディアのライター・ジャーナリスト。文教大学情報学部非常勤講師
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